2006年5月 8日 (月)

風に泳ぐ鯉のぼり

0508koinobori  実家に帰省したとき、近くの公園に鯉のぼりを見に行きました。大きな池の両岸にある小高い山を、たくさんの鯉のぼりたちが結んでいます。

 風の強い日に出かけたので、どの鯉もバタバタと音を立てて元気に泳いでいました。

 3年前、当時1歳10ケ月だったずいずいを連れて、この鯉のぼりを見に来たことがあります。まだ「さかな」の“S”の音が発音できず、「あかな、いっぱ~い!!」と喜んでいましたっけ。

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小さな小さなバス旅行

0508bus_2  連休中のある日、ずいずいと二人、小さな小さな旅に出かけました。最寄駅の駅前バスターミナルから、乗ったことのない路線のバスに乗り、気が向いた停留所で降りては、付近を散策するのです。

 2ケ月ほど前に仕事で取材にお邪魔した和菓子屋さんの前を通り、「へー、うちからバス1本で来られるんだ~」と知ったり。バスの窓から店構えの可愛い小ぢんまりした喫茶店を見つけて、「今度来てみよう」と思ったり。

 距離にすれば全然たいしたことはないのですが、初めてのこと尽くしの、楽しい旅になりました。

 写真は、さんざん歩き回って疲れ、帰り道のバスの中で眠ってしまったずいずい。

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2006年2月27日 (月)

石垣からの便り

0227sugar  『今日はお休みで、家のことをしていたら、あっという間にお昼です。先日、小浜に行った際に新糖があったのでお送りします』 …石垣のおぐちゃんから、新ものの黒糖やら塩やらが送られてきました。

 おぐちゃん、どうもありがとう。石垣の太陽をたっぷりと浴び、心地よい風に吹かれて、にこにこしているおぐちゃんの顔が浮かびます。

  …こちらからは何を送ろうかな…?…と、あれこれ考えるのも楽しい。

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2006年2月14日 (火)

塩だるま

0214daruma  雪だるま…ではなく、これは塩のだるまなのですって。1月末に石垣島に引っ越したおぐちゃんから、今日送られてきた画像。

 おぐちゃんは会社員時代の後輩です。東京にいた頃から沖縄が大好きで大好きで、何度も沖縄と行き来をした後、数年前に沖縄(本島)に移り住みました。仕事も決まっていなかったのに、とにかく行きたいという気持ちに突き動かされて。

 昨年末に電話があって、「今度は石垣島に引っ越そうと思う」と言うのです。石垣と彼女は、これまでにもなにかと縁があって、いつか住みたいと言っていた場所。突然のことに、「仕事は決まったの? 食べていけるの?」…と、とりあえずはまるで母親か姉のように平凡な質問をしたワタシ。「石垣で塩を作ってる人に会って色々話を聞いているうちに、そこで働きたいと思うようになって。会社の代表者の人にはまだ採用OKと言われてないんだけど、もう絶対に行きたくて、とにかく行っちゃおうかな、って。これからアパートの契約をしに行くところなんだけど…。自分は石垣が大好きで、採用がダメになっても帰らない、一時の気まぐれなんかじゃなくて、本気でここで暮らすことに決めてるんだよ、ってところを見せたいって気持ちもあって。…どう思います?」 

 …どう思うも何も、もう不動産屋さんに向かってるし…(笑)。常識的にいえば、ちょっと(かなり?)無謀な行動かもしれません。そもそもおぐちゃんは、本来はかなり慎重なタイプで、こういう行動は珍しいのです。でも、おぐちゃんの声があまりにも伸び伸びとしていて、電話を通して伝わってくる空気の感じがものすごくすこやかだったので、「…いいかもしれない。雇ってもらえるかどうかも分からないのにアパート決めちゃうなんて、普通なら無謀だと思うけど、おぐちゃんの声、いつもよりずっと落ち着いてるし自由な感じがするから。雇ってもらえたらラッキーだし、もしもダメでも、とりあえず職種を選ばずにアルバイトでもなんでもすれば、飢え死にすることはないでしょう。第一、そこで働くというのが第一の目標じゃないんでしょ? 仕事があるからとか、誰かがいるからとかじゃなくて、ただ、自分の一番好きな場所だからそこで暮らす…って人生もアリかもしれない。それほど好きな場所だったら、ちょっとくらい苦労があっても頑張れるでしょう、たぶん。…いいんじゃない? 行きな。本当に困ったら、お米くらい送ってあげるから」 …なんて、気がつけばそんなふうに、無謀な行動を後押ししていました。

 心配して「やめておけ」というのは簡単です。でも、おぐちゃんは、そういう言葉を聴くためにワタシに電話をしてきたのではないと思いました。「たぶん大丈夫。きっとやれる」という気持ちが既に自分の中にあり、その気持ちをよりクリアなものにして、“あと一歩”を踏み出すために、ちょっとだけ後押しして欲しかったのだろう、と。

 物事が動くときには、しかるべきタイミングがあるような気がします。そしてそれは、時として、「え? “今”で、本当に大丈夫なの?」と思えるような時期にやってきたりもします。その時に、「でも、まだちゃんと準備が整っていないし…。また次の機会を待った方がいいのかも…」と慎重になり過ぎると、もう二度とそんな機会はやってこなかったりするものです。かつてワタシが会社員を辞めて独立した時、ほとんどの人には無謀に見えていたはずです。でも、「色々大変だけど、きっと、今がその時なんだ」と自分を励ましました。そして、その決心を告げようと、友人で鍼灸師のかつみちゃんに電話をすると、「え…!?」と言ったまま絶句しています。「え? かつみちゃんも無謀だと思うのかな? やっちゃえやっちゃえ!…って言ってくれるんじゃないかと思ったのに…」…と、ちょっと凹み始めていたその時、彼女がこんなことを言いました。「実はアタシも、色々あって、先週、クリニック辞めたのよ。それで、予定よりはちょっと早いんだけど、この際、開業しちゃおうかと思って、今、物件を探してるとこなの」 ……あとはもう、「無茶だよねー、アタシたちって。ってーか、なんでアナタも“今”なのよぉ~」と、二人で笑い転げるばかりでした。懐かしい。

0214akabana  石垣に引っ越したおぐちゃんは、その後、熱意が認められたのか、その無茶なエネルギーに会社の人が圧倒されたのか(笑)、無事に採用となり、今では『石垣の塩』のスタッフとして働く毎日。きのうは、会社員時代の先輩&クライアントだったお味噌屋さんが商談にやってきて、「なんでオマエがここにいるのー!?」とビックリしていたそうです。

 会社員時代、ワタシは醤油の担当から、おぐちゃんは塩の担当からスタートし、仕事を覚えていきました。そして、ワタシは醤油関係から人脈が広がって今の仕事につながっているし、おぐちゃんもあちこち回り道をしたものの、再び塩の仕事に戻ってきました。こうやって、「いろんなことが無理なくつながっているなぁ…」と思えるのは、「その方向に進んでいいんだよ。その道は間違ってないよ」という“しるし”のような気がします。

 メールによれば、今日の石垣は快晴で、「半袖でいける」のだそう。2枚目の写真は、手洗い場に飾ってあるアカバナ(ハイビスカス)だそうです。京都生まれ、千葉育ち、そして今はすっかりウチナーグチ(沖縄方言)のアクセントが染み付いたおぐちゃんに会いに、近い将来、石垣を訪ねようかと思っています。

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